EXOTICA!とは? わかりやすく解説

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EXOTICA!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 10:04 UTC 版)

EXOTICA!』(エキゾチカ)は宝塚歌劇団の舞台作品。月組[1][2]公演。形式名は「ショー[3]」。24場[3]。作・演出は酒井澄夫[3]。併演作品は『ハードボイルド・エッグ[1]』。


  1. ^ a b c 90年史 2004, p. 42.
  2. ^ a b c 90年史 2004, p. 49.
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 90年史 2004, p. 43.
  4. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 219.


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エキゾチカ (音楽)

(EXOTICA! から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/27 05:13 UTC 版)

エキゾチカ(Exotica)は、1950年代から60年代に流行した、東洋やアフリカ、ラテン・アメリカなどの風土を連想させる音楽ジャンルの名称である。90年代以降にリバイバル現象が見られた。

概要

エキゾチカという名前はマーティン・デニーの同名アルバムに由来するとされている。マーティン・デニーは、南太平洋や東洋を人々がどのように想像していたかにふれて、それはファンタジーとし、ラウンジ音楽ではオセアニアの島々や ハワイなどを南国の楽園とする傾向もあった[1]。広義では非西洋的な音楽要素を取り入れたオーケストラ音楽、またはジャズを指している。基本的にはインストゥルメンタル(演奏曲)が多い。

エキゾチカの場合、演奏者または作曲者が主に欧米人で、その音楽は西洋音楽の楽器編成(オーケストラ)、音楽理論などに概ね基づいている事に留意したい。(欧米人にとって)エキゾチックな要素としてオセアニア、東南アジア、アフリカ、あるいは日本を含めた東洋などの民族・民俗音楽の旋法やリズム、楽器(特に打楽器)が採用された。鳥などの動物の鳴き声や自然音が音楽に挿入される場合もある。しかしそれらはあくまでも彩りまたは装飾としてのものである。エキゾチカは欧米人が誤解を含めて思い描いた熱帯地域の島々(非西洋)の印象を反映しているため、同地をイメージした音楽を現地の人が聞くと違和感を覚えることがある(オリエンタリズム)。 エキゾチカは基本的にはイージーリスニングとして聞かれる音楽である。エキゾチカには通常分類されないものの、非西洋を題材にしているイージーリスニングは存在する。映画のサウンドトラックのアルバムの中にも、エキゾチカに近いアルバムおよび曲が存在している。また、過去に日本で制作されたムード音楽[注釈 1]の中にもエキゾチカの傾向を持ったものがある。

エキゾチカのLPは、未知の楽園を家庭で手軽に疑似体験、および夢想できるものとしてアメリカでは需要があった。ステレオ録音の進歩が音楽に反映し、エキゾチカはオーディオマニアからも関心を向けられる事もあった。ロックがポピュラーミュージックの主流になるに従いエキゾチカの人気は衰退していった。しかし、1990年代前半にラウンジ・ミュージックやクラブ・ミュージックなどの文脈で注目され、エキゾチカそのものの再評価につながった。

日本では久保田麻琴ヤン富田らが、エキゾチカを愛好するミュージシャンとされている。細野晴臣はエキゾチカに大きく影響を受け、Yellow Magic Orchestraでマーティン・デニーの「ファイアー・クラッカー」をカバーしている。

主要アーティスト

関連項目

脚注

注釈

  1. ^ 松浦やすたかや、まぶちゆうじろうらのムード音楽が知られている

出典

  1. ^ Hayward, Philip (1999-09-01). Widening the horizon: exoticism in post-war popular music. Southern Cross University. p. 76. ISBN 978-1-86462-047-4.



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