スパイク
分子式: | C9H16N4OS |
その他の名称: | スパイク、ペルフラン、テブチウロン、SPIKE、Spike、EL-103、Perflan、Tebuthiuron、プレフラン、Spike-80W、Graslan、Preflan、E-103、スパイク-80W、グラスラン、1-(5-tert-Butyl-1,3,4-thiadiazol-2-yl)-1,3-dimethylurea |
体系名: | 1-(5-tert-ブチル-1,3,4-チアジアゾール-2-イル)-1,3-ジメチル尿素 |
E103
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:21 UTC 版)
「大井川鉄道E10形電気機関車」の記事における「E103」の解説
E101・102と製造所が異なるE103は、大井川鉄道の貨物の減少により、1970年(昭和45年)7月6日付で廃車となった。同年9月(7月という説もある)に岳南鉄道(現・岳南電車)へ転出され、同9月22日付でED10形 (ED103) として竣工した。牽引力も同社他機より強いことから、岳南線の主力機として使用された。しかし、岳南鉄道の貨物減少と大井川鉄道のSL急行増発による補機仕業増加で、両社の機関車需要が変化したことから1986年(昭和61年)2月21日付で再度廃車となった。同年3月4日に大井川鉄道へ再入線し、同4月10日付で再度E103として竣工した。またこの際、タイフォンと同じように1エンド側のみパンタグラフがPS13に復元されている。 1999年(平成11年)10月6日のED500形(元いぶき500形)2両の入線によって運用を終了する予定だったが、中部国際空港埋立土砂輸送のため、同形が2両とも2000年(平成12年)5月に三岐鉄道へ転出したため、延期された。2002年(平成14年)12月21日で三岐線での中部国際空港埋立土砂輸送が終了したため、翌2003年(平成15年)3月18日にED501が大井川鐵道(2000年〈平成12年〉に会社再編に伴い改名)へ返却され、E103は同日付で休車となった。その後は千頭駅構内に長期間留置されていたが、2015年(平成27年)ごろに新金谷駅構外側線へ移動。翌2016年(平成28年)6月に廃車・解体された。
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