E1250形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 07:31 UTC 版)
「モロッコ国鉄E1100形電気機関車」の記事における「E1250形」の解説
1984年から1985年にかけて12両が輸出された旅客用電気機関車。 車体はE1200形と同型であるものの、塗装が一部異なっており、集電装置もシングルアームパンタグラフに変更されている。4 ‰の上り勾配で650 tの列車を最高速度160 km/hで牽引可能な性能を有しており、主電動機を台車の梁に固定するリンク式駆動を採用している。また大容量の電気ブレーキを装備し、高速運転時の制動力を確保している。 なお、客車の冷暖房用および機関車自体の補助電源用として、主電動機に加えて容量670kVAのインバータによる補助電源装置を備えており、製造当時世界最大のサイリスタSIVであった。
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