Dynamic Random Access Memoryとは? わかりやすく解説

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DRAM

フルスペル:Dynamic Random Access Memory
読み方ディーラム
別名:Dynamic RAMダイナミックRAM

DRAMとは、半導体メモリ一種で、コンデンサ電荷蓄積することで情報保持するタイプ半導体メモリのことである。

DRAMは、コンデンサ電荷あるかないかを、2進法の0と1に対応させることで、データ記憶を行う。コンデンサ1個に対して1ビット情報与えられる蓄えられ電荷は、放置する自然に放電されてしまうので、記憶内容保持し続けるために、リフレッシュ呼ばれる再度データ書き込み周期的に行われる

DRAMはRAMRandom Access Memory)と呼ばれる半導体メモリ方式一種である。RAM分類としては、DRAMの他にSRAMStatic RAM)がある。SRAMトランジスタによって構成されるフリップフロップ回路利用して、0と1を記憶している。このため、DRAMのようにリフレッシュを行わなくてもデータ保持し続けることが可能となっている。リフレッシュ必要なDRAMは「Dynamic動的なRAM」、リフレッシュ不要なSRAMは「Static静的な)RAM」である。

DRAMではリフレッシュ行っている限りにおいてデータ保持し続けることが可能であるが、電源供給止める放電されデータ消失する。なお、SRAM同様に電源供給なくなればデータ消失する

DRAMは記憶素子1個につき1ビット情報を持つことができるが、SRAMでは記憶素子を6個の用いて1ビット情報を持つ。このため、同じRAM一種でもSRAMよりDRAMの方が、より高密度化大容量化を容易に、かつ低コスト実現できる大容量低コスト半導体メモリ需要高く今日ではメモリ仕組みとしてもっぱらDRAMが採用されている。

DRAMは、データへのアクセス方法アクセス速度などの違いにより、EDO DRAMバーストEDO DRAMSDRAMDDR SDRAMDDR2 SDRAMDDR3 SDRAMなど複数種類分かれる2008年8月現在、PCメインメモリとしては、DDR2 SDRAMが主に利用されている。

なお、パソコン用メモリは、DRAM単体ではなく複数のDRAMをひとつの基板上に搭載したメモリモジュールとして市販されている。

半導体メモリのほかの用語一覧
RAM:  DDR400  DDR2 SDRAM  DDR3 SDRAM  DRAM  DDR SDRAM  DDR2-1000  DDR2-533


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