ドラゴン曲線
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ドラゴン曲線(ドラゴンきょくせん、英語: Dragon curve)とは、L-system(リンデンマイヤー・システム)のような再帰法を用いて構成することの出来る、ある自己相似性フラクタルの族に含まれている曲線のことを言う。
ヘイウェイ・ドラゴン

ヘイウェイ・ドラゴン(ハーター・ヘイウェイ・ドラゴンあるいはジュラシック・パーク・ドラゴンとも呼ばれる)は、NASAの物理学者のジョン・ヘイウェイ、ブルース・バンクスおよびウィリアム・ハーターによって初めて研究され、1967年、雑誌『サイエンティフィック・アメリカン(Scientific American)』のマーティン・ガードナーによるコラム「数学ゲーム(Mathematical Games)」で紹介された。その性質についてはチャンドラー・デイビスとドナルド・クヌースによって初めて出版化された。マイケル・クライトンの小説『ジュラシック・パーク』の節ごとのタイトルページで使用されている。
構成方法

ヘイウェイ・ドラゴンは、
ツインドラゴン
二つのヘイウェイ・ドラゴンを背中合わせに配置することにより、ツインドラゴン(デイビス-クヌース・ドラゴンとも呼ばれる)を作ることが出来る。それは反復関数系
-
ツインドラゴン曲線 二つのヘイウェイ・ドラゴンにより構成されるツインドラゴン曲線 テルドラゴン
テルドラゴン曲線 テルドラゴンはL-system
- 角度 120°
- 初期文字列 F
- 文字列書き換え規則
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