DVD撮影・発売における逮捕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 14:46 UTC 版)
「ジュニアアイドル」の記事における「DVD撮影・発売における逮捕」の解説
2007年10月16日、ジュニアアイドルの写真集・DVD業界大手の心交社のチーフプロデューサー、ビデオ制作会社の監督ら4人が、当時17歳の女子高校生が出演したDVDが児童ポルノ禁止法違反に当たるとの疑いで警視庁少年育成課に逮捕された。このケースでは撮影角度やポーズなどから「過激な水着姿もわいせつな映像にあたる」と判断され、逮捕に至った。東京地検は「他作品に比べ猥褻とはいえない」として不起訴となったが、ヌードのない作品に対しての同法の適用が検討された例を作った。 17歳の高校生のモデルを過激な水着姿で撮影したとして、仲村みうが以前所属していた事務所「アイアップ」の元社長ら4人が児童福祉法違反の疑いで逮捕されたことが2007年12月3日に分かった。それに関しては仲村本人が、『ジュニアアイドルの過激な露出の流れを作ったのは、みうなのかな…って思っています。』とコメントをしている。 ジュニアアイドルが所属する事務所のひとつピンキーネットは、当時16歳の所属モデルをわいせつな動画に出演させたとして、代表者らが2009年2月16日、児童ポルノ禁止法違反の疑いで警視庁少年育成課などに逮捕された。 2009年7月19日には、16歳の女子高校生が「過激な水着姿」で出演する「わいせつな内容」のDVDを製造したとして、児童ポルノ禁止法違反(提供目的の製造)の疑いで、東京都港区のビデオソフト販売会社「レイフル」の社長やビデオ監督ら計4人が神奈川県警少年捜査課に逮捕された。 いずれも乳首や局部を映さず性行為を含まないイメージビデオであるが、法律を適用し摘発に踏み切っており、表現の多様化や未成年者の保護についての議論のきっかけとなった。 上記のような背景を受けて、2010年1月19日、「ジュニアアイドル」と称して水着姿の少女の写真をDVDなどで販売する行為について、東京都が保護者に指導できるよう条例化を検討し始めたことが報じられた。
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