ディーポフ【DPOF】
読み方:でぃーぽふ
《digital print order format》デジタルカメラ用のファイルフォーマット。家庭用プリンターやプリントサービスで自動的に印刷するためのデータを格納できる。
DPOF
読み方:ディーポフ
DPOFとは、デジタルカメラで撮影した画像について、印刷時の各種指定に関する情報を追加しておける画像ファイル形式のことである。
DPOF形式では、撮影した画像について印刷する・印刷しないの指定、印刷時のタイトル、印刷枚数、用紙サイズなどを指定し、画像データと共に保存しておける。このため、印刷注文時には簡単・確実に印刷指示が行うことができる他、DPOF対応のプリンタを利用すれば設定入力の必要なく半自動的に出力できるというメリットがある。
参照リンク
DPOF Officail Web Site - (Panasonic)
DPOF
Digital Print Order Formatの略。キヤノン、イーストマンコダック、富士写真フイルム、松下電器産業の4社が1999年に共同提案したプリントのための記録フォーマットの名称。いまではほとんどのカメラメーカー、プリンタメーカーがこれに賛同し普及が進んでいる。規格では、デジタルカメラに画像とは別に、カメラの機種名やユーザー情報を記録する。さらに設定によって、印刷したい画像とその枚数、一緒に出力したい日付けなどの情報も記録できる。これらの情報はメモリーカード内に作られる「MISC」という名称のフォルダ(ディレクトリ)に格納される。これによってDPOF対応のデジタルカメラであれば、写真店の店頭で注文用紙に記入する手間が省けたり、自宅のDPOF対応プリンタにメモリーカードを挿入するだけで自動的にプリントができるなどのメリットが生まれる。現在では規格も進化し、マルチイメージプリントやインターネットでの自動送信、スライドショーの自動再生など新しい機能も与えられている。
DPOF
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/16 09:22 UTC 版)
DPOF (Digital Print Order format) は、デジタルカメラ利用者がメモリーカード内の画像のうちどれをプリントするかといった情報を指定できるようにしたフォーマットである。同時に、コピー数、用紙サイズ、タイトル、その他の情報も画像毎に対応付けることができる。
DPOF は一般にメモリーカード内の特別なディレクトリにテキストファイル群として格納されている。デジタルカメラのメニューモードを使ってこの内容を操作できる。メモリーカードをDPE店に持ち込んだり、DPOF互換プリンターに挿入したときDPOFの情報が利用される。
DPOF はカメラおよびプリンター製造企業のコンソシアムによって開発された(キヤノン、コダック、富士フイルム、パナソニック)。最初のバージョンは1999年にリリースされ、2000年7月にバージョン 1.10 がリリースされた[1]。最新版では、「マルチイメージプリント機能」、「サイズ指定プリント」、「画像送信」、「自動再生」といった機能が追加されている。
参考文献
関連項目
外部リンク
固有名詞の分類
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