DPMS
読み方:ディーピーエムエス
DPMSとは、ビデオ周辺機器関連の標準化団体VESA(Video Electronics Standards Association)によりディスプレイの省電力を目的として制定された規格のことである。
ディスプレイのモードには、オン、スタンバイ、サスペンド、オフの4つの状態が定義され、パソコン側と連携を取りディスプレイの電源制御を行う。具体的には、パソコンのグラフィックボードから出力される水平同期信号と、垂直同期信号の変化をディスプレイが検知し、ディスプレイを省電力モードに移行して節電状態にする。
なお、DPMSは、1993年に制定された規格であり、2003年には、DPM(Display Power Management)として改訂版が発行されている。
参照リンク
Display Power Management (DPM) Standard - (英文)
VESA Display Power Management Signaling
(DPMS から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/04/20 21:11 UTC 版)
VESA Display Power Management Signaling (DPMS) は、グラフィックスカードからディスプレイに対して電源管理を行うために VESA が制定した標準である。
DPMSは、コンピュータがしばらく操作されていない場合に、モニタを省電力モードに移行させる規格であり、アメリカ環境庁のエナジースター仕様に基づいて制定されている。
具体的には、垂直同期信号(V-sync)と水平同期信号(H-sync)の有無の組み合わせにより、ディスプレイの省電力モードを規定する。
以下に規定された4つのモードを示す。
Normal | Standby | Suspended | Off | |
---|---|---|---|---|
H-sync | on | off | on | off |
V-sync | on | on | off | off |
Power use | 100% | <80% | <30W | <8W |
外部リンク
- DPMSのページへのリンク