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キヤノン EOS M

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 03:24 UTC 版)

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キヤノン EOS M

キヤノン EOS M(キャノン イオス エム)は、2012年9月29日[1][2]に発売されたキヤノン初のミラーレス一眼カメラである[3]

デジタルカメラ関連のニュースサイト「DPReview」は、EOS Mは、2012年6月に発売されたEOS 650D(日本名・EOS Kiss X6i)を効率よくコンパクトにまとめたものであると報じた[4]

概要

EOS Mは、EOS Kiss X6i同等の1,800万画素のAPS-Cサイズ撮像素子や、映像エンジンDIGIC 5、ワイド3インチのタッチパネル機能付きの液晶モニターを搭載したミラーレス一眼カメラである[3]レンズマウントに、新開発の「EF-Mマウント」を採用している。専用に開発されたEF-Mレンズのほか、マウントアダプターを介して一眼レフカメラEOS用EFレンズおよびEF-Sレンズの装着も可能である[3]。なお、内蔵ストロボは搭載していないが、ダブルレンズキットにはEOS Mに合わせて発売された、小型のスピードライト90EXが含まれている[5]

主な仕様

  • 形式:デジタル一眼ノンレフレックスAF・AEカメラ
  • 記憶媒体:SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード
  • マウント:キヤノンEF-Mマウント
  • 撮像素子:CMOSセンサー
  • 有効画素数:約1,800万画素
  • ホワイトバランス:オート、プリセット(太陽光、日陰、くもり、白熱電球、白色蛍光灯、ストロボ)、マニュアル、ホワイトバランス補正、ホワイトバランスブラケティング可能
  • 測光方式:撮像素子によるリアルタイム測光
  • 露出制御方式:シーンインテリジェントオート、応用撮影ゾーン(マニュアル露出、絞り優先AE、シャッター優先AE、プログラムAE)、かんたん撮影ゾーン(クリエイティブオート、ポートレート他)
  • 感度:かんたん撮影ゾーン:ISO100~6400自動設定、応用撮影ゾーン:ISO100~12800任意設定(ISO25600相当の拡張設定可)
  • 露出補正:1/3,1/2ステップ、±3段(手動)
  • フォーカス:ハイブリッド CMOS AF方式
  • シャッター
    • 形式:電子制御式フォーカルプレーンシャッター
    • シャッター速度:1/4000~30秒、バルブ、x=1/200秒
    • 連続撮影速度・枚数:4.3コマ/秒、15枚(JPEGラージ・ファイン)
  • ストロボ
    • 対応ストロボ:キヤノンEXシリーズスピードライト
    • 内蔵ストロボ:なし
  • 電源:LP-E12
  • 大きさ・重量(幅×高さ×奥行き):約108.6×66.5×32.3mm、約298g(CIPAガイドラインによる)
  • ボディカラー:ブラック・シルバー・ホワイト・レッド・ベイブルー

脚注

  1. ^ キヤノン、「EOS M」を9月29日から順次発売”. デジカメWatch (2012年9月12日). 2012年11月7日閲覧。
  2. ^ EF-M 22mm F2 STM と EF-M 18-55mm F3.5-5.6 IS STMを同梱したダブルレンズキットの発売日。
  3. ^ a b c キヤノン、同社初のミラーレスカメラ「EOS M」。APS-Cセンサー採用”. デジカメWatch (2012年7月23日). 2012年11月7日閲覧。
  4. ^ Westlake, Andy (2012年7月23日). “Canon EOS M hands-on preview”. Digital Photography Review. 2012年7月24日閲覧。
  5. ^ キヤノン、EOS Mにマッチする小型ストロボ「スピードライト90EX」”. デジカメWatch (2012年7月23日). 2013年10月4日閲覧。

関連項目 

外部リンク


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