Conceptual Artとは? わかりやすく解説

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コンセプチュアル‐アート【conceptual art】

読み方:こんせぷちゅあるあーと

概念芸術1960年代以降現れ現代美術の一傾向作品よりも作品制作根底をなす芸術概念自体問題とし、図表文字写真パフォーマンスなどを媒体として多様な表現なされる


コンセプチュアル・アート

読み】:コンセプチュアル・アート
【英】:CONCEPTUAL ART

概念芸術。マルセル・デュシヤンにその源を発し1961年アメリカ美術家ヘンリー・フリントが「コンセプト・アート」という言葉用い1967年同じくアメリカ美術家ソル・ルウィットが「概念芸術論」を著わし一般化した用語。狭義には、言語による記述写真図表による表示など、1960年代末のイリュージョン最小限にしようとしたミニマル・アート以後現代美術のひとつの傾向を示す言葉である。ここではコンセプチュアルとは、作品物質的視覚的側面に対して観念的な面の強調示しており、観念芸術IDEA ART)と呼ばれたこともある。また、ここで問題とされているのは、なによりも芸術概念コンセプト)についてであるという意味においてはアメリカのジョセフ・コススやイギリスのアート・ランゲージに見られるような、芸術概念そのものにかかわる芸術芸術芸術による定義の試みともいえる。日本作家としては、河原温(かわら・おん)がよく知られている。

コンセプチュアル・アート

(Conceptual Art から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/13 09:45 UTC 版)

コンセプチュアル・アート (Conceptual art) は、1960年代から1970年代にかけて世界的に行われた前衛芸術運動。


  1. ^ #現代美術史
  2. ^ https://bijutsutecho.com/artwiki/82
  3. ^ Idea art definition by Genco Gulan - ウェイバックマシン(2016年8月7日アーカイブ分)Open Space
  4. ^ Tony Godfrey, Conceptual Art, London: 1998. p. 28
  5. ^ 外部リンク
  6. ^ 外部リンク
  7. ^ 外部リンク コンセプチュアル・アート出現以前から組織的に支援していた。
  8. ^ ただしルウィットは物理的な作品を制作するので、厳密にはコンセプチュアル・アーティストではなくミニマル・アートの方角に近かった。彼の作品Four-Sided Pyramid, National Gallery of Art所蔵を参照せよ。


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