Chosun Kinema
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「朝鮮キネマ」の記事における「Chosun Kinema」の解説
Internet Movie Databaseの Chosun Kinema の項には、朝鮮キネマ株式会社が製作した作品である『アリラン』(Arirang)、『風雲児』(Soldier of Fortune)、『野鼠』(Field Mouse)のほか、同社の倒産後7年が経過した1935年(昭和10年)以降の作品が8作リストアップされている。 なかでも1943年(昭和18年) - 1944年(昭和19年)の時期の作品群、Portrait of Youth, Geogyeong jeon, Byeong jeongnim はそれぞれ、『若き姿』(1943年、監督豊田四郎)、『巨鯨伝』(1944年、監督方漢駿)、『兵隊さん』(同)であり、これらは1942年(昭和17年)9月に日本が朝鮮に設立した国策映画会社「朝鮮映画製作株式会社」の作品が、混同されているものである。 1935年(昭和10年) - 1936年(昭和11年)の時期の作品群、Salsucha, Fig Tree, Shadow, Incident of the 7th Bamboo Flute の4作は、それぞれ『撒水車』(1935年、監督方漢駿)、『無花果』(同年、監督羅雲奎)、『影』(同)、『七番通小事件』(1936年、同)であるが、製作会社については不明である。上記国策会社とも異なる「朝鮮映画株式会社」が設立されたのは、1937年であるので、これには当たらない。 残る1作 The Nature of Cheju Island (Chejudo pungtoki, 済州島風土記)は、日本統治後の1946年4月15日に公開されているが、製作がいずれの企業によるものかは不明である。
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