CacheSection クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


CacheSection クラスを使用すると、構成ファイルの cache セクションにプログラムからアクセスして変更できます。
ASP.NET キャッシュ機能は Cache クラスによって実装されます。詳細については、「ASP.NET キャッシュ」を参照してください。
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CacheSection は、値が MachineToApplication のセクション プロパティ AllowDefinition で定義される制限に従って構成ファイルの関連するセクションに情報を書き込むことができます。階層構造の許可されていないレベルで構成ファイルに書き込みを行おうとした場合、パーサーによってエラー メッセージが生成されます。ただし、このクラスを使用して、階層構造の任意のレベルに構成情報を読み込むことができます。 |
キャッシュとは、頻繁にアクセスされるデータを格納するアプリケーション固有のハッシュ テーブルです。アプリケーション状態とセッション状態はキャッシュに似ています。特に、アプリケーション状態は、スコープがアプリケーションであることから、よりキャッシュに類似しています。キャッシュとアプリケーション状態との大きな違いの 1 つは、キャッシュは依存関係をサポートするという点です。この依存関係により、特定のイベントの発生時に、キャッシュされたアイテムを自動的に削除するアプリケーションをビルドできます。

既存の Web アプリケーションの構成ファイルから CacheSection オブジェクトを取得する方法を次のコード例に示します。
' Get the Web application configuration. Dim webConfig As System.Configuration.Configuration = _ WebConfigurationManager.OpenWebConfiguration( _ "/aspnetTest") ' Get the section. Dim configPath As String = _ "system.web/cache" Dim cacheSection _ As System.Web.Configuration.CacheSection = _ CType(webConfig.GetSection(configPath), _ System.Web.Configuration.CacheSection)
// Get the Web application configuration. System.Configuration.Configuration webConfig = WebConfigurationManager.OpenWebConfiguration("/aspnetTest"); // Get the section. string configPath = "system.web/cache"; System.Web.Configuration.CacheSection cacheSection = (System.Web.Configuration.CacheSection)webConfig.GetSection( configPath);

System.Configuration.ConfigurationElement
System.Configuration.ConfigurationSection
System.Web.Configuration.CacheSection


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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