CMMIレベル2、レベル3を達成することによる主な利点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/20 02:02 UTC 版)
「能力成熟度モデル統合」の記事における「CMMIレベル2、レベル3を達成することによる主な利点」の解説
実施プロセスやその方針が明文化され、共有されることで反復されやすくなる。 組織としての標準プロセスが定義され、テーラリング指針の範囲内で同じプロセスを実施するので、経験や成果物を組織内で共有しやすくなる。共有するための仕組み(プロセス資産ライブラリ)も持っている。 ソフトウェア開発で作成する文書(仕様書、設計書など)とコードのピアレビューを行う。ピアレビューが適切に実施されているかチェックし、改善するようになる。例えば、レビュー実績をメトリクスで監視し、レビュー方法を改善していく。注意: ピアレビューを行うのは主に文書やコードが作成・実装された時点であり、その際にまずい設計を「微調整」で直すことはできない。設計段階から欠陥を作りこまないようにする改善策も考慮すべきである。 バージョン管理を行う。多くの組織はバージョン管理とリリースの管理を実施していない[要出典]。 ソフトウェア開発の正しい方法があり、その正しい方法は工学的設計を含む科学的なプロセスであるという思想。 開発する対象を記したソフトウェアの仕様を作成すると、発注側の経営者により公に承認される。この仕様は活きた文書ではない[要出典]。しかし別途、後にソフトウェア開発の次のサイクルに編入される。 技術仕様を使う。この文書はソフトウェア仕様で規定された対象をどのようにして正確に開発するかを記した文書である。この文書は活きた文書である[要出典]。
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