CEO就任 〜 iPodとiPhoneの発売
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「スティーブ・ジョブズ」の記事における「CEO就任 〜 iPodとiPhoneの発売」の解説
2000年には、それまで拒否していたCEO就任を正式に受諾。彼の貢献に対し、Appleの普通株式1,000万株のストックオプションが付与された。2001年3月、AppleはNeXTとAppleの技術を融合させ、オープンソース由来の技術を積極的に取り込んだMac OS Xを発売。Classic Mac OSの後継とした。 同年Appleは、iTunesとiPodによって音楽事業に参入、音楽事業をパソコンと並ぶ事業の柱にした。数千曲の音楽データを気軽に持ち歩き、スクロールホイールで手軽に楽曲を選び視聴することができるiPodは、世界中に驚きを与えると同時に多くの人々を魅了した。 2007年1月9日、Macworld Expo初日の基調講演にてジョブズがiPhoneを発表し、Appleは新たに携帯電話事業に参入した。iPhoneはスマートフォンを再定義する製品となり、ジョブズがCEOを退任する2011年までに、携帯電話事業はAppleの総売上高の5割を占めるまでに成長した。作家の榎本幹朗は、iPhoneは携帯情報端末(小型パソコン)を日本のガラパゴス携帯を参考にして「電話」(iphone)として売ったことにより市場の理解を得ることに成功し、スマートフォンの爆発的な普及に貢献したと述べている。
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