走行支援道路システム(AHS)
安全で快適な走行のため道路上の情報を各種センサーによって収集、車両システムとの協調によってドライバーに危険警告を行うとともに、状況によりハンドルやブレーキ制御などの運転支援を道路側から行うシステム。これは(1)AH-S-i(Information):ドライバーへの情報提供(2)AHS-c(Control):情報提供に加えて運転支援を行う(3)AHS-a(Automated cruise):自動運転を可能にするシステム、までの3段階に区分されている。1996年9月に自動車や電気、通信などの民間企業21社が連携して設立された技術研究組合走行支援道路システム開発機構により推進されてきたが、98年からはASVと連携して検討を進めてきた。実用化を目指す7つのサービス(1)前方障害物衝突防止(2)カーブ進入危険防止(3)車線逸脱防止(4)出会い頭衝突防止(5)右折衝突防止(6)横断歩道歩行者衝突防止(7)路面情報活用車間保持、など支援のシステムを開発、2000年10月にはAHS実証実験(スマートクルーズ21)を実施した。
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