赤熱もろさとは? わかりやすく解説

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赤熱もろさ

英語 red shortness

鋼に鋼、硫黄酸素水素などの不純物過量含まれると、鍛造圧延をする際亀裂ができる。このような現象を赤熱もろさ、あるいは赤熱脆性という。硫黄は鋼のオーステナイト粒界硫化物として偏析し、とくに9001000付近で結品粒界割れ起こしやすくなり、鍛造などの熱間加工性を悪くする。自動車の主要機構部品多く熱間鍛造成形素材つくられるが、この鍛造工程発生する種々の欠陥のなかで、赤熱もろさによる割れ品質管理上しばしば問題となり、素形材含有成分管理的確に行うことが求められている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。



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