ATRAC3/ATRAC3plusとは? わかりやすく解説

ATRAC3 / ATRAC3plus

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 15:31 UTC 版)

ATRAC」の記事における「ATRAC3 / ATRAC3plus」の解説

ATRAC3アトラック・スリー)は、ATRAC2ベース開発され技術・規格で、1999年発表された。 音声は0~2.75625kHz、2.75625~5.5125kHz、5.5125~11.025kHz、11.025~22.05kHzと帯域ごとに4分割される。ビットレート通常、132kbps、105kbps、66kbpsの3種類が使われるこのうち66kbpsはJoint Stereo併用することでビットレートの不足を補っている。 ウォークマン添付されている音楽管理転送ソフトウェアSonicStage/CONNECT Player/x-アプリ楽曲配信サービスであるmora(モーラ)が、2012年9月までこの方式で楽曲配信していた(同年10月以降AAC変更)。 また、ATRAC3plusアトラック・スリー プラス)はATRAC3ベース開発され技術・規格で、2002年発表された。ATRAC3plusではATRAC3帯域ごとに4分割されていたもの16分割にして特徴分析精度高め多く非可逆圧縮フォーマット使用されている整数の符号化においてより多く置き換えパターンを持つことで圧縮率高めるといった方法採用されている。ATRAC3との互換性はないが、発表以後ATRAC3セット採用されていることが多い。 ATRAC3plus登場当初、64kbps、48kbpsの2モードのみが用意されATRAC3基本3モードよりも高圧縮・低音質用途振られていた。しかし2004年ごろからは低圧縮・高音質用途向けのモード追加されるなど、ATRAC3徐々に置き換えてくかたちがとられている。

※この「ATRAC3 / ATRAC3plus」の解説は、「ATRAC」の解説の一部です。
「ATRAC3 / ATRAC3plus」を含む「ATRAC」の記事については、「ATRAC」の概要を参照ください。

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