5代目ジェームズ・ボンドとは? わかりやすく解説

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5代目ジェームズ・ボンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 09:13 UTC 版)

ピアース・ブロスナン」の記事における「5代目ジェームズ・ボンド」の解説

3代目ボンドロジャー・ムーアボンド役を引退したあとの1986年に、主演ドラマ探偵レミントン・スティール』を終えたばかりだったブロスナンボンド役のオファーを受ける。このドラマ視聴率低下打ち切られるが、イオン・プロMGMブロスナン関心持っていることが分かると、放映局NBCブロスナンとの契約オプション行使する荒業に出る。『探偵レミントン』にテコ入れをしての再開決まりボンド役を辞退しなければならなかった。彼は当時33歳だった。ブロスナンボンド役としてプロデューサーアルバート・R・ブロッコリ推薦したのは、当時の妻のカサンドラ・ハリスだった。ブロッコリブロスナンボンド映画前後に、ドラマ長編エピソード数本撮影できる契約取り付けようとするが、NBC制作会社MTM Enterprisesは拒否し自身条件提示した。ここでブロッコリブロスナン起用諦めボンド役はティモシー・ダルトン決まったダルトン主演2つの作品作られたが、2作目『007 消されたライセンス』は、批評家からの高い評価にもかかわらず興行的に期待外れ結果終わった1991年007シリーズ著作権を巡って法的な争いとなり、次作の製作は6年間中断し、その間ダルトン6年契約終了した1994年4月12日ダルトンボンド役の降板発表しイオン・プロMGMもそれを受諾した。そしてブロスナン1994年6月7日ボンド役を手に入れる。 ブロスナンは、ジェームズ・ボンド演じ続けることでイメージ固定してしまう危険に気付いており、ボンド役を引き受けたときに『007シリーズに出る合間に他の映画にも出演する許可イオン・プロ求めたこのため映画マリオネット・ゲーム』など『007シリーズ以外いろいろな映画参加している(プロデュース作品も含む)。これらの作品で特に成功した映画としては、『007シリーズ同じくMGM製作したトーマス・クラウン・アフェアー』をあげることができる。 『ダイ・アナザー・デイ出演後もボンド役を続けることを切望していたが、交渉行き詰まり2004年7月に自ら降板申し出MGM慰留したが最後に同意しダニエル・クレイグ6代目ボンド起用された。ブロスナン初代コネリーに次ぐ人気博したが、出演したシリーズ作品は4作と、2代目ジョージ・レーゼンビー(『女王陛下の007』の1作のみ)、4代目ダルトン『007 リビング・デイライツ』『007 消されたライセンス』の2作)に続いて歴代3番目に少ない。 映画以外にも『マペット放送局』に本人役ゲスト出演し、マペットキャラを相手乱闘めいた寸劇繰り広げるなどしてコミカルな一面披露したことがあった。

※この「5代目ジェームズ・ボンド」の解説は、「ピアース・ブロスナン」の解説の一部です。
「5代目ジェームズ・ボンド」を含む「ピアース・ブロスナン」の記事については、「ピアース・ブロスナン」の概要を参照ください。

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