453系・473系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:45 UTC 版)
「国鉄457系電車」の記事における「453系・473系」の解説
基本的に451・471系の主電動機を100 kWのMT46形から120 kWのMT54形へ変更したための形式区分で、163系の交直両用タイプに相当する。McM'電動車ユニットのみの系列で、制御車・付随車については引き続き451形とした。 50 Hz用453系は東北本線急行電車および常磐線準急列車増発のために1963年から21ユニット42両が製造された。 60 Hz用473系は、程なくして475系の製造に移行することが決定していたため1965年2月に予備車補充目的で1ユニット2両のみが製造された。日立製作所笠戸事業所で製造され金沢運転所に配置されたが、1986年に413系への改造により形式消滅した。 主電動機以外には以下の搭載機器と床下機器配置に若干の変更を実施した。 主変圧器 内鉄形のTM9形・TM10形 主整流器 RS5A形・RS22形 主制御器 カム接触器の容量増大と回路変更 抵抗器 103系で実績のある波型抵抗体のMR61形 電動送風機 主抵抗器容量増大に伴い強化型であるMH2019-FK42D形
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