455系200番台(クハ455-201をのぞく)
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「国鉄457系電車」の記事における「455系200番台(クハ455-201をのぞく)」の解説
451・453系の455系化改造グループ。当初は1969年にサロ451形3両をサロ455形に改造する工事が施工された。 サロ451-23 - 25→サロ455-201 - 203 1978年10月ダイヤ改正を機に仙台運転所(現・仙台車両センター)の急行形車両形式統一が図られ、453系の455系編入改造工事が郡山工場で施工された。改造対象はクモハ453形・モハ452形・クハ・サロ451形(0番台)でMc車の主制御器・主抵抗器の交換(これに伴い床下水タンクが撤去されたためトイレ・洗面所も同時に撤去)、Mc・Tc車の主幹制御器の交換、各車両に抑速ブレーキ引通線増設などの改造が1978年 - 1979年に施工された。このグループはオリジナルの455系と異なり、CPの大容量化とM'車への移設は施工されておらず、CPの配置は元車両のままとなった。 クモハ453・モハ452-19 - 21→クモハ455・モハ454-201 - 203 クハ451-25・26→クハ455-202・203 サロ451-14 - 20→サロ455-204 - 210 以上15両の改造が計画されたが、 クモハ453・モハ452-19→クモハ455・モハ454-201 サロ451-14・18→サロ455-204・208 この4両は車両需給上計画番号にとどまり、実際には改造工事が行われず欠番となった。クハ455-201とともに仙台運転所に配置され、主に東北本線などで運用されていたが、719系や701系の投入に伴い、クヤ455-1に再改造されたクハ455-203以外は1994年に廃車された。
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