2025年SCO首脳会議
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/03 22:35 UTC 版)
2025年SCO首脳会議 2025年上海協力機構首脳会議 |
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首脳会議の集合写真
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開催国 | ![]() |
日程 | 2025年8月31日 - 9月1日 |
都市 | 天津 |
参加者 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
議長 | ![]() |
前回 | 2024年SCO首脳会議 |
次回 | 2026年SCO首脳会議 |
ウェブサイト | www |

2025年SCO首脳会議(英: 2025 Tianjin SCO Summit、中: 2025年上海合作组织天津峰会)は、2025年8月31日から9月1日に中国の天津で開催された、上海協力機構の国家元首による第25回首脳会議[1][2][3]。
議題
サミットのテーマは『上海精神の発揚:行動する上海協力機構』である[4]。
2025年9月1日、上海協力機構の首脳は中国やインドなどに高関税を課しているアメリカ合衆国のドナルド・トランプ政権を念頭に多国間貿易体制を支持する『天津宣言』に署名し、2035年までのSCO開発戦略を採択し、ラオスを対話パートナーとして受け入れることに合意した。これによりSCO構成国は27か国に達した[注釈 1]。また、次回の議長国をキルギスが引き継ぐことを決定した[5][6]。
参加者

加盟国
中国 - 習近平総書記
ロシア - ウラジーミル・プーチン大統領
カザフスタン - カシムジョマルト・トカエフ大統領
キルギス - サディル・ジャパロフ大統領
タジキスタン - エモマリ・ラフモン大統領
ウズベキスタン - シャフカト・ミルジヨエフ大統領
インド - ナレンドラ・モディ首相
パキスタン - シャバーズ・シャリフ首相
イラン - マスウード・ペゼシュキヤーン大統領
ベラルーシ - アレクサンドル・ルカシェンコ大統領
オブザーバー
対話パートナー
アゼルバイジャン - イルハム・アリエフ大統領
アルメニア - ニコル・パシニャン首相
エジプト - モスタファ・マドブーリー首相
ネパール - K.P.シャルマ・オリ首相
ミャンマー - ミン・アウン・フライン大統領
トルコ - レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領
モルディブ - モハメド・ムイズ大統領
カンボジア - フン・マネット首相
ゲスト
インドネシア - スギオノ外務大臣[注釈 2]
マレーシア - アンワル・イブラヒム首相
ベトナム - ファム・ミン・チン首相
ラオス - トーンルン・シースリット書記長
トルクメニスタン - セルダル・ベルディムハメドフ大統領
脚注
注釈
出典
- ^ “中国、抗日式典とSCOサミット同時期開催か 露首脳らの支持誇示?”. 毎日新聞 (2025年2月20日). 2025年4月17日閲覧。
- ^ “中国が天津で上海協力機構首脳会議を主催へ”. 人民網 (2025年3月7日). 2025年4月17日閲覧。
- ^ “中ロ首脳、武力解決に反対 イスラエル非難、米もけん制”. 時事ドットコム (2025年6月19日). 2025年6月21日閲覧。
- ^ “外交部「SCO天津サミットの最終準備にしっかりと取り組む」”. 人民網 (2025年8月1日). 2025年8月7日閲覧。
- ^ “習・プーチン両氏、新たな世界秩序ビジョン共有 SCO首脳会議で”. ロイター (2025年9月1日). 2025年9月2日閲覧。
- ^ “習氏、新たな「世界統治」構想掲げる プーチン氏は支持”. 毎日新聞 (2025年9月1日). 2025年9月2日閲覧。
- ^ Antara (2025年8月31日). “Prabowo Batal ke China, Menlu Sugiono Wakili pada KTT SCO Tianjin” (インドネシア語). beritasatu.com. 2025年9月1日閲覧。
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、2025年SCO首脳会議に関するメディアがあります。
- 公式ウェブサイト
- 2025年SCO首脳会議のページへのリンク