セルダル・ベルディムハメドフ
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セルダル・ベルディムハメドフ Serdar Berdimuhamedow |
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任期 | 2022年3月19日 – 現職 |
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閣僚会議議長 | セルダル・ベルディムハメドフ(兼務) |
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任期 | 2022年3月19日 – 現職 |
大統領 | セルダル・ベルディムハメドフ(兼務) |
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任期 | 2021年7月9日 – 2022年3月19日 |
大統領 | グルバングル・ベルディムハメドフ |
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任期 | 2021年2月11日 – 2021年7月9日 |
大統領 | グルバングル・ベルディムハメドフ |
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任期 | 2021年2月11日 – 2021年7月9日 |
大統領 | グルバングル・ベルディムハメドフ |
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任期 | 2020年2月7日 – 2021年2月11日 |
大統領 | グルバングル・ベルディムハメドフ |
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任期 | 2019年6月7日 – 2020年2月7日 |
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任期 | 2016年11月23日 – 2019年1月2日 |
選挙区 | 第25地区 |
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出生 | 1981年9月22日(43歳)![]() ![]() |
政党 | ![]() |
受賞 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
出身校 | トルクメニスタン農業大学 ロシア外務省附属外交アカデミー ジュネーブ安全保障政策センター トルクメニスタン科学アカデミー |
配偶者 | オグルゲレク・ベルディムハメドワ |
子女 | 4人(1男3女) |
親族 | グルバングル・ベルディムハメドフ(父) |
宗教 | イスラム教スンナ派 |
セルダル・グルバングルイェヴィチ・ベルディムハメドフ[注釈 1](トルクメン語: Serdar Gurbangulyýewiç Berdimuhamedow, ロシア語: Серда́р Гурбангулы́евич Бердымухаме́дов、1981年9月22日 - )は、トルクメニスタンの政治家。同国第2代大統領グルバングル・ベルディムハメドフの息子。2022年から父の跡を継いで、同国大統領に就任。就任前は、同国外務副大臣を歴任。
経歴
1981年9月22日、アシガバートにて誕生。2001年にトルクメン農業大学を卒業[1]。
2001年から2008年まではトルクメニスタン国営食品工業公団経済関係部、青果・酒類専門部に勤務。2001年から2年間は兵役に就いた。2008年から3年間は在ロシア・トルクメニスタン大使館公使参事官、2011年からは在ジュネーヴ・トルクメニスタン大使館公使参事官を歴任。2016年にはトルクメニスタン外務省国際事務局長を務めた[2]
また、2014年8月から科学の学位を取得する為にトルクメニスタン科学アカデミーへ入学しており、2015年7月に卒業。同アカデミーから技術科学の博士号を取得している[3]。
2016年、父の故郷であるアハル州の知事に当選[4]。2021年には同国の国家安全保障会議にて、閣僚会議副議長(副首相)に任命。2022年には父であるグルバングルが「若者に権力を移譲する」として、大統領職を辞任。次期大統領選挙が中央選挙管理委員会によって、3月12日に実施。大統領職に出馬し、得票率72.97%で当選した[5]。中央アジアで最初に、アフガニスタンのタリバン政権の外交官を受け入れた[6]。その一方で、タリバンに靡く形で保守化が進んでいるとの指摘や「トルクメニスタンの親タリバン路線が際立っている」といった批判が相次いでおり、専門家の間では「タリバンに同調する姿勢を見せることが狙いではないか」という観方が出始めている点がある[7]。
日本との関係
対日友好議員連盟の会長を務めるなど日本との関係は深く、たびたび日本を訪れている。
- 2019年3月、日本国外務省が戦略的実務者を招聘する一環で訪日。当時はアハル州副知事兼対日友好議員連盟会長で、3月26日に阿部俊子外務副大臣と会談を実施した[8]。
- 2021年7月、2020年東京オリンピックの開会式に出席するため訪日。当時は副首相で、7月24日に菅義偉内閣総理大臣を表敬訪問した[9]。
- 2025年4月、大阪・関西万博におけるトルクメニスタンのナショナルデーに合わせて訪日。当時は大統領。4月15日に総理官邸で石破茂内閣総理大臣と首脳会談を実施した[10]。
私生活
4人の子供を儲けている。同級生達は彼の事を「控えめで礼儀正しい性格」と語っている[11]。
ギャラリー
脚注
注釈
- ^ 朝日新聞は、ベルドイムハメドフとつづる。
出典
- ^ セルダル氏について - トルクメンニュース
- ^ 外務省公式サイト
- ^ “Младший Бердымухамедов стал кандидатом наук” (Russian). Хроника Туркменистана (2014年10月20日). 2020年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月24日閲覧。
- ^ グルバングルの息子、成長 - felgana.news.com
- ^ “Turkmenistan leader’s son wins presidential election”. Al Jazeera English. アルジャジーラ. (2022年3月15日) 2022年3月16日閲覧。
- ^ ヘルディムハメドフ大統領、政策について - eurasianet
- ^ “男女が手をつなげば逮捕…「中央アジアの北朝鮮」トルクメン 新大統領、隣国のタリバンに同調示す?”. 東京新聞. (2022年6月6日) 2023年7月7日閲覧。
- ^ “阿部外務副大臣とベルディムハメドフ・トルクメニスタン・アハル州副知事兼対日友好議員連盟会長との会談”. 日本国外務省 (2019年3月26日). 2025年4月23日閲覧。
- ^ “ベルディムハメドフ・トルクメニスタン副首相による菅総理大臣表敬”. 日本国外務省 (2021年7月24日). 2025年4月23日閲覧。
- ^ “日・トルクメニスタン首脳会談等”. 首相官邸 (2025年4月15日). 2025年4月23日閲覧。
- ^ ヘルディムハメドフ氏の息子 - hronikatm.com
公職 | ||
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先代 グルバングル・ベルディムハメドフ |
![]() 第3代:2022年3月19日 – |
現職 |
![]() 第3代:2022年3月19日 – |
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先代 ガディルゲルディ・ムシシコフ |
![]() 第9代:2021年7月9日 – 2021年7月9日 |
空席 |
先代 ホシュゲルディ・メルゲノフ |
![]() 第13代:2020年2月7日 – 2021年2月11日 |
次代 ベイミラト・アンナマメドフ |
先代 タングリグルィ・アタハルルィエフ |
アハル州知事 2019年6月7日 – 2020年2月7日 |
次代 ヤズムハメット・グルバノフ |
軍職 | ||
先代 グルバングル・ベルディムハメドフ |
![]() 第3代:2022年3月19日 – |
現職 |
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