2020年3月-4月:中国政府の圧力、干渉強化
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「2019年-2020年香港民主化デモ」の記事における「2020年3月-4月:中国政府の圧力、干渉強化」の解説
2020年3月27日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、3月29日より2週間(予定)、公共の場所で5人以上が集まることを禁止すると発表した。これにより事実上、抗議集会やデモは行えなくなった。 2020年4月9日、香港高等法院は、デモ参加者にマスク着用を禁じた「覆面禁止法」について、香港基本法に違反すると認定した一審判決を見直し、一部合憲の判決を下した。また、同時に発動された「緊急状況規則条例」について、合憲判断を下した。 2020年4月10日未明から『あつまれ どうぶつの森』のゲームソフトが中国の通販サイトから購入できなくなっていると香港メディアなどが報じた。原因は不明であるが、中国大陸メディアは「マイデザイン機能に問題があるとみられる」と報じており、同機能を利用して、香港民主化デモの場として同ゲームが使用されているのを中国当局が問題視した可能性がある。 2020年4月18日、香港当局は違法なデモに参加した容疑で民主派の有力者を一斉に逮捕した。この時期の異例の大量検挙に、中国大陸当局の指示を受けたか、承認を取り付けた上での逮捕とみられている。これに対して、黄之鋒は「世界が新型コロナウイルスとの戦いに集中する最中、中国は香港民主化運動への弾圧を進めている」と批判した。またナンシー・ペロシ下院議長も、トランプ大統領に昨年成立した香港人権・民主主義法の発動を促した。
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