2020年3月 停戦と戦線の膠着
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:40 UTC 版)
「シリア内戦」の記事における「2020年3月 停戦と戦線の膠着」の解説
3月1日、シリア政府軍はイドリブ県上空の封鎖と領空侵犯機の撃墜を宣言。 3月1日、アサド大統領が戦死者・戦傷者・行方不明者家族に対する補助金支給を定めた2020年政令第5号を施行。 3月1日、ダルア―県で治安維持の為にサナマイン市に駐留しようとしたシリア政府軍と、シリア政府と和解していた元反体制派が衝突。 3月2日、シリア政府軍がサラキブ市を再奪還。 3月3日、1日にダルア―県でシリア政府軍と衝突した元反体制派メンバー26人が、ロシアの仲介でイドリブ県に退去する事をシリア政府と合意。 3月5日、ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領がシリア北西部の情勢を巡りモスクワで会談、6日未明から停戦に入る事に合意。 *合意内容は以下の3点。 3月6日午前0時から、全戦線で戦闘行為を停止する。 M4高速道路の南北に幅6㎞の「安全地帯」を設置する。 3月15日から、上記の「安全地帯」でロシアとトルコが合同パトロールを実施。 3月7日、M5高速道路が再開。
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