2014年理事選
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2014年1月31日に行われた理事候補選は、日本相撲協会が公益財団法人へ移行してから初の理事候補選挙となり、定数10名に対して11名が立候補を表明した。前回の理事選で3名が立候補した伊勢ヶ濱一門が9代伊勢ヶ濱と10代友綱の2名を擁立した以外は、特に前回の選挙と人数の枠組みは変わらなかった。 97人の全親方が投票。 持ち票32票の出羽海一門は北の湖、出来山、千賀ノ浦を当選させた。 持ち票18票の二所ノ関一門は松ケ根と尾車を当選させた。 持ち票16票の時津風一門は鏡山を当選させた。一部は前回同様に貴ノ花に票が流れた。 持ち票13票の高砂一門は前回同様2名を擁立したが、八角の当選を優先。協会事業部長を務める現職理事の千代の富士は時津風一門の支援を得られずに落選した。理事長に次ぐ地位となる現役の事業部長が理事選で落選するのは旧法人時代を含めて初めてのこととなった。 持ち票12票の伊勢ケ浜一門は2名を擁立したが、伊勢ケ浜に票を集めた。友綱は持ち票が3票(友綱、浅香山、玉垣)と見られていたが、出羽海一門の票が流れ当選した。 持ち票6票の貴乃花一門は、前回同様に時津風一門の票が流れて貴乃花が当選した。 当落候補者名年齢一門当選回数得票数当 15代出来山(関脇・出羽の花義貴) 62 出羽海 1 10票 当 19代千賀ノ浦(関脇・舛田山靖仁) 62 出羽海 2 10票 当 9代松ケ根(大関・若嶋津六夫) 57 二所ノ関 1 10票 当 一代北の湖(横綱・北の湖敏満) 60 出羽海 10 10票 当 8代鏡山(関脇・多賀竜昇司) 55 時津風 3 10票 当 一代貴乃花(横綱・貴乃花光司) 41 貴乃花 3 9票 当 9代伊勢ケ浜(横綱・旭富士正也) 53 伊勢ケ浜 2 9票 当 8代八角(横綱・北勝海信芳) 50 高砂 2 9票 当 8代尾車(大関・琴風豪規) 56 二所ノ関 3 8票 当 10代友綱(関脇・魁輝薫秀) 61 伊勢ケ浜 4 7票 落 13代九重(横綱・千代の富士貢) 58 高砂 5票
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