2004年8月 全プラント再調査とは? わかりやすく解説

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2004年8月 全プラント再調査

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 02:09 UTC 版)

福島第一原子力発電所のトラブル」の記事における「2004年8月 全プラント再調査」の解説

8月13日、本発電所福島第二原子力発電所建設時使われコンクリート用の砂利納入した骨材製造会社元従業員による告白で、アルカリ骨材反応試験成績書捏造し品質保証すり抜けていた事実報道された(報道時には主として浜岡原子力発電所4号機建設での同様の問題報じられた)。原子力安全・保安院東京電力に対して事実関係調査コンクリート健全性にかかわる調査指示同年10月22日報告書提出された。その後11月11日12日渡り保安院によって全プラント目視調査圧縮強度測定実施された。アルカリシリカ反応試験係る規準整備されたのは1986年で、それ以降竣工した建物は雑固体廃棄物減容処理建屋で、骨材納入した5社の内東洋機工が捏造行っていた。事情聴取の他、第3者機関保有する成績書納入業者保有する成績書照合し健全性確認されたとしている。規準整備以前建設され建物について以前より自主的にコア採取促進膨張試験等定期的に実施しており、8月臨時試験9月目視検査行った結果設計基準強度上回っていることを確認した、としている。保安院11月に自ら実施した調査踏まえ東京電力報告を妥当と評価した再発防止策としては、試験成績書原本第3者機関から直接受領しサンプルすり替え対策として発送時に第3者機関職員による立会い確認をすることとした。

※この「2004年8月 全プラント再調査」の解説は、「福島第一原子力発電所のトラブル」の解説の一部です。
「2004年8月 全プラント再調査」を含む「福島第一原子力発電所のトラブル」の記事については、「福島第一原子力発電所のトラブル」の概要を参照ください。

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