2004年改正
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:44 UTC 版)
「ベラルーシ共和国憲法」の記事における「2004年改正」の解説
2004年には大統領の多選制限を緩和する憲法改正案が国民投票にかけられた。それまで、大統領の任期は2期までに制限されていた。投票率は90%近くに上り、77.3%が多選制限規定の廃止に賛成した。憲法改正は同年10月17日に実行された。1996年の国民投票と同様、投票の有効性には疑問が呈された。欧州安全保障協力機構 (OSCE) によれば、多くの投票所には独立の監視人が配置されておらず、OSCEの「自由かつ公正な選挙」の要件を満たしていないという。他のNGOの指摘では、有権者の半数以上は投票に参加しておらず、政府の報告には瑕疵があるという。2年後の2006年、ルカシェンコ大統領は83%の得票率で3選を果たした。その後も、健康の許す限り政界を引退せず2011年の再選を目指すと述べた。
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