20年早過ぎた、III号戦車の先祖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 00:01 UTC 版)
「オーベルシュレージエン突撃戦車」の記事における「20年早過ぎた、III号戦車の先祖」の解説
「オーベルシュレージエン突撃戦車」は、速度の遅さを除けば、後のIII号戦車の初期型に似た性格の戦車であった。 もしもヴェルサイユ条約で、ドイツが戦車の開発と保有と運用を禁止されなければ、本車がドイツ陸軍の1920年代を担う、次期主力中戦車になっていたであろうことは、想像に難くない。そうなれば史実よりも20年早く、III号戦車並みの中戦車が活躍していたかもしれない。なお、同じく次期主力軽戦車はLK IIとLK IIIだったであろう。[独自研究?] オーベルシュレージエン突撃戦車グローストラクトーア IIIII号戦車A型IV号戦車A型全長 6.7 m 6.6 m 5.69 m 5.60 m 全幅 2.34 m 2.81m 2.81 m 2.90 m 全高 2.97 m(軍の要求は2.3 m) 2.3 m 2.355 m 2.65 m 重量 19 t(軍の要求は15 t) 19.32 t 15.4 t 18.4 t 乗員 5 名(あるいは6 名) 6名 5 名 5 名 車長 専任 専任 専任 専任 エンジン 水冷直列6気筒ガソリン 液冷V型12気筒ガソリン 液冷V型12気筒ガソリン 液冷V型12気筒ガソリン 出力 180 hp/1,400 rpm 250 hp 250 hp/3,000 rpm 250 hp/2,600 rpm 速度 16 km/h 40 km/h 32 km/h 35 km/h 主武装 37 mm砲 or 57 mm砲×1 24口径7.5 cm戦車砲 KwK×1 46.5口径3.7 cm戦車砲 KwK36×1 24口径7.5 cm戦車砲 KwK37×1 副武装 7.92 mm重機関銃 MG08×2 7.92 mm軽機関銃 MG13×2 7.92 mm汎用機関銃 MG34×3 7.92 mm汎用機関銃 MG34×2 装甲厚 14 mm 13 mm 5~14.5 mm 10~20 mm 特記 無線機・咽喉マイク採用 無線機・咽喉マイク採用
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