20世紀の火災と改装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 06:12 UTC 版)
「パワーズコート」の記事における「20世紀の火災と改装」の解説
スラセンジャー家は、第9代子爵(英語版)マーヴィン(1905年-1973年)から地所を1961年に買い取る。翌1962年に娘ウェンディはウィンフィールド家のマーヴィン閣下(1935年-2015年)と結婚、1973年には夫君の襲爵により第10代パワーズコート子爵夫人となる。息女ジュリアの結婚で男爵と閨閥を結び、スラセンジャーの家門と邸宅は貴族社会との絆を強めていく。子息マーヴィン・アンソニー・ウィングフィールドは11代目の子爵位を継承(2015年-)。 邸宅は1974年11月4日の火事で焼失して外構が残り、1996年の再建により2部屋に限って焼失前の子爵時代の内装を復原すると、店舗とレストランとともに来場者を受け入れている。1、2階の残りの部屋はマリオット・インターナショナル系列にホテル業を委託し、パワーズコートホテル・リゾート&スパ(英語版)(旧ザ・リッツ・カールトン)を置いている。2011年に旅行雑誌『ロンリープラネット』が選ぶ世界の豪邸トップ10に入った。また庭園は『ナショナルジオグラフィック』誌上で世界の名園第3位として2014年に紹介された。 レストラン 来園者向けの飲食サービスはアイルランドのアヴォカ社(英語版)が受託している。
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