20世紀の日本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/16 18:15 UTC 版)
20世紀の第四クォーター(1976年〜2000年)における日本では、「世紀末」と「世の終わり」が同義語と見なされる事が度々あった。 これは、古くから「世も末」といった表現で通俗的にも根付いていた「末世」と混同された可能性のほか、五島勉のベストセラー『ノストラダムスの大予言』(1973年発行)によって、「1999年人類滅亡」という言説が広く知られるようになった結果、20世紀末と世界滅亡が直接結び付けれてしまったこと、世紀末の荒廃した世界を題材にしたフィクション作品の影響などが一因として挙げられる。 この外にも、エドガー・ケイシーの「1998年世界的破局」や、コンピューターの「2000年問題」も、「20世紀末=世界滅亡」という言説に拍車をかけた。 なお、ノストラダムスの予言と1999年の凶変を結び付ける言説は、第二次世界大戦後に現れたものであり、第二次世界大戦前には全く見られない。
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