2 - 4次車(0番台増備車)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 13:18 UTC 版)
「JR東日本253系電車」の記事における「2 - 4次車(0番台増備車)」の解説
「成田エクスプレス」の基本編成を6両に増強するための増備車で、モハ253形100番台(M1) - モハ252形(M') - サハ253形(T)の中間車3両が、1992年(平成4年)に6本、1994年(平成6年)に4本、1996年(平成8年)に2本の計12本(36両)が製造され、NE01 - 11編成およびNE101編成に組み込まれた。 客室内装は、座席については1次車の普通席と同様に新製時はボックス式クロスシートとされたが、座面の色が赤と黒のツートンから黒1色となった。カーペットの素材はカットパイルからループパイルに、色調はダークグレイに変更され、荷物棚の塗料も艶消しから半艶に変更された。また、モハ253形100番台の電話は一般の車内公衆電話となった。さらに、屋根材が1次車のステンレス鋼板から耐候性鋼板に変更され、ビードプレス仕上げがなくなってフラットな表面とされたり、新鮮外気取入口を空調装置本体から車体側面肩部に移すなど、外観にも若干の変化が見られる。 これらの増備により、「成田エクスプレス」は3両編成と6両編成の組合せで最大12両編成で運転されるようになった。
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