2代目・山川町立図書館(1995-2006)
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平成に入ると、図書室は収蔵能力を超過し、活発な活動への対応も難しくなってきたことから、新たに図書館を建設しようという動きが見られるようになっていった。1992年(平成4年)より基本構想策定に入り、1993年(平成5年)に建設場所の決定と用地買収、1994年(平成6年)に着工と順調に進み、1995年(平成7年)10月24日に山川町立図書館が開館した。図書館の場所は、小・中・高校の中間地点に立地することから選定された。新図書館は「町の文化・情報・交流の拠点」となることを目標としたため、1階に図書館機能、2階にホールを備えた多目的機能を配置し、南薩地域で初めてコンピュータを導入した貸し出し・蔵書管理システムを管理した。このシステムは鹿児島県立図書館にも接続し、町立図書館にない図書が県立図書館にあるかどうかすぐ検索できるようになった。また従来は山川町民会館で開催していた生涯学習講座「ふるさと山川町民大学」を1996年(平成8年)より図書館で開催するようになった。1996年(平成8年)の貸出冊数は約3万6千冊で、町民1人当たり3冊と高実績を記録した。
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