1994年-2005年
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「アボガドパワーズ」の記事における「1994年-2005年」の解説
1994年に株式会社クラフトワークスから独立する形でスタッフ3人で設立。1995年10月に「有限会社スケアクロウ」として法人化を果たす。創設者であるプログラマーの浦和雄(うら かずお、昭和47年(1972年) - 平成17年(2005年)6月28日)が初代の代表を務めた。 2001年には倒産した有限会社グランブルーのブランド「xyz」を引き継ぎ、2003年、『えんじぇるMAKER 〜ひとつの願い〜』を発売した。 2004年春、浦の長期入院と現場からの離脱、創業時からの主要メンバーであった幹部社員による背任横領行為が発覚、裁判沙汰となる。また、社員に満足な報酬を払うことができず(元々この点はネックであったらしく、一時期は浦がパチスロで儲けることで辛うじて社員の報酬を捻出していたというエピソードが、地方の新聞欄にも載っていた[要文献特定詳細情報]。)主要スタッフのほとんどが退職・離脱するなど、開発チームは事実上の崩壊状態になる。また、『エム MxS エス』発売後、同社の権利は道内の別の企業に移譲されたほか、別ブランドにて『蠅声の王』の製作に参加していた元スタッフの大槻涼樹が、浦にプログラムの仕事を発注することもあった。 浦は病気が癒えぬまま2005年6月に急死。後日、アボガドパワーズは公式ホームページで、浦の死とこの時点で開発中としていた新作『せぶんぴ~す! -Welcome to Lupinus-』の企画凍結を公表し、正式に活動を停止する。
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