1969年までのシングルチャート
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「全英シングルチャート」の記事における「1969年までのシングルチャート」の解説
ニュー・ミュージカル・エクスプレス(NME) 初めてイギリスでシングル・セールス・チャート(トップ12)を作るようになった。当初はポイントシステムを採用し53のショップの中から15-30のショップのサンプルを抽出していた。チャートは1954年10月1日からトップ20に拡大した。1956年4月13日からトップ30に、1963年4月からトップ50に変更となった。サンプル数は当初15から30店舗であったが、1960年代初めに70店舗まで拡大し、1963年6月には150店舗まで拡大した。NMEは自らのチャートを1988年5月28日まで編集した。そのあとの数年はネットワークチャートを利用した。 レコード・ミラー 1955年1月22日にトップ10のシングルチャートから始まった。後にトップ20、トップ30まで拡大した。1962年3月にレコード・リテイラー誌のチャートを掲載するようになって終了した。 ラジオ・ルクセンブルク ラジオ・ルクセンブルクは1950年代から1960年代にかけて大きな影響力を及ぼしていたが、自らのチャートを有していなかった。1948年からメロディ・メーカー誌のトップ20シート・ミュージックチャートを元にして始めた。1960年の始まりからはNMEのトップ20シングル・セールス・チャートを使用するようになった。1970年代は様々なジャンルのチャートに分裂した。 メロディ・メイカー 1956年4月にトップ10のシングル・セールス・チャートが始まった。シート・ミュージック・チャートは10年早く始まっていた。チャートは1962年9月にトップ50になった。サンプル数は当初30店舗から始まり、1963年に110店舗、1965年に150店舗、ディスクチャートを統合した1967年8月には220店舗になった。 ディスク&ミュージック・エコー 1958年2月にトップ20シングル・チャートから始まった。サンプル数は25店舗だった。1966年にトップ30、サンプル数75-100店舗に拡大した。1966年4月にチャートはトップ50になり、1967年にメロディ・メイカー誌のチャートに統合された。ディスク誌は部数が少なく、サンプルが少なかったため、同時期の他のチャートに比べて重要視されなかった。 レコード・リテイラー レコード・リテイラー誌は1960年3月にトップ50シングル・チャートを開始した。サンプル数は30店舗のみであったが、1962年3月に40店舗、1963年3月には60店舗、1969年には80店舗まで増加した。このチャートは唯一EPを除いたシングル・チャートであった。1967年11月まで別々のチャートとして存在していた。EPはその時からメインのシングル・チャートにランクインが許されるようになった。ビートルズの『マジカル・ミステリー・ツアー』はちょうどその時にチャートを駆け上がり、最高2位になった。 英国放送協会(BBC) ピック・オブ・ザ・ポップスに1955年10月4日から登場した。その年の終わりまで隔週で、それ以降は毎週になった。レコード・ミラー誌とNME誌のシングル・チャートを平均した値を元にチャートを作成した。(また、メロディ・メイカー誌も1956年4月以降おそらく使われている)
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