1965-1968年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/05 04:34 UTC 版)
「シボレー・カプリス」の記事における「1965-1968年」の解説
1965年に初登場した際の「カプリス」という名前は、インパラの外観を豪華にした4ドアハードトップセダンのオプションパッケージ名であった。このパッケージには上級なシート地、木目張りのダッシュボード、特製のホイールカバーや追加のモールディングなどが含まれており、ライバルのフォードが一足先に登場させて成功していたフォード・LTD に対抗するためのモデルであった。「カプリス」の名は当時GMのシボレー販売本部長であったBob Lundが常連であったニューヨークの一流レストランの名から取られたとも、インディ500マイルレースの有力な競技役員であった James P. Chapmanの令嬢の名前から取られたとも言われている。. 1965年型カプリスは好評で迎えられたので、翌1966年からは2ドアハードトップ、5ドアワゴンも加えられて正式なシリーズとなった。2ドアハードトップのルーフラインはインパラ系のファストバックに対して傾斜が強められてよりフォーマルな印象となっており、ワゴンのボディサイドには1954年以来途絶えていた木目模様のトリムが張られた。多くのカプリスはパワーステアリング・パワーウインドウ・パワーシート・レザートップ・エアコンなどのフル装備が与えられ、各種のエンジン選択肢の中でも最大の427cubic-inch425馬力のV8エンジン付きで売られ、内容的にはキャディラックの廉価版・ド・ヴィルに匹敵する仕様であった。 1967年にはフロントグリルやテールライトのデザインが改められ、より丸みを帯びた。ブレーキは二系統式ブレーキとなり、前輪ディスクブレーキもオプションで装備可能となった。8トラック式のカーステレオもオプションリストに加えられた。 1968年には再び前後のデザインが改められ、格納式ヘッドライトも選択可能となった。2ドアハードトップの三角窓は廃止された。また、年々厳しくなる安全基準に従ってサイドマーカーランプが追加された。
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