1950年代〜1970年代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 21:54 UTC 版)
「コピーバンド」の記事における「1950年代〜1970年代」の解説
コピーバンドが世界的に盛んになったのは、1950年代以降のことで、ポピュラーなどの楽曲の楽譜、特にバンド向けの楽譜が市販されていない時代から始まっている。そのため、耳コピーで採譜・暗譜するスタイルが多かった。 日本では、大学のサークルなどを中心にしてピーター・ポール&マリー、ビートルズ、ベンチャーズ、ローリングストーンズなど海外のバンド、フォークグループのコピーバンドが増え、フォーク系、カントリー系、ジャズ系、ロックなど多ジャンルにわたってコピーバンドが増えていった。さらにグループ・サウンズブームが到来すると、そうしたグループのコピーバンドも登場した。聴衆も演奏者もコピーバンドという認識はなく、人気バンドも多く、セミプロとして活動するコピーバンドも存在した。また、コピー演奏の経験のなかで、腕を磨き、音楽の技術と知識を向上してプロになったミュージシャンは無数にあった。
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