1930年以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/19 08:48 UTC 版)
「アイリーン・グレイ」の記事における「1930年以降」の解説
1930年から1931年には、ジャン・バドヴィッチのために、パリのワンルーム・アパルトを設計している。メタリカルなカーテンやパンチングメタルの使用、ミラーやアルミコルクのキャビネットを導入した。1932年から1934年にかけては、第二の別荘カステラーの家を設計した。海沿いの公道とほかの家の私道にはさまれた矮小な敷地に、荒い割り石積み擁壁から立ち上がる白壁とテラスや、テラスにエントランスブリッジをかけ、連双窓とスティール枠の木製ルーバー引き戸で構成する開口部と空間をリビングへ流れるように構成している。戦時中しばらく空き家にしていたが、戦後さらに改修し、1956年にパリに戻るまでここで暮らした。1923年に製作発表した、引き出しが回転するスモールチェアなども、この家でも使用され残されていた。1937年パリ博覧会では、ル・コルビュジエらと仕事をする。
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