1800年前の戦い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 15:23 UTC 版)
「オロチ (KOF)」の記事における「1800年前の戦い」の解説
オロチは人がこの世に誕生する以前の遥か古代から、自然を含む地球上の生きとし生けるものすべてを見守り、時にはそれらに恩恵を、時にはそれらに苦難を『自然がもたらすもの』として与え続けてきた。しかし、進化した人類は徐々に自然を害す存在になり、オロチはついに人類を自然の一部ではないと判断し、人類に対して敵対するようになった。 人々の心の弱い部分にとりつき、憎悪・嫉妬・怨嗟などあらゆる負の感情を膨らませ、世を混乱に陥れる。また、自らの眷属である八傑集にも直接的な制裁を行わせ、その圧倒的な力によって暗黒パワーを効率的に引き出すために必要な巫女である8人の娘たちを次々と捕らえ、クシナダ以外の7人の確保に成功する。人間の大規模な抵抗によってクシナダの確保には苦戦したが、オロチ自身が既に捕らえた7人を使って不完全ながらも復活を果たすことで人間たちの注意を引き、その隙を突いてクシナダを捕えることに成功した。 そして完全復活を果たしたオロチによる人類の粛清が始まるはずであったが、紅蓮の炎を身につけた草薙・八尺瓊一族と、呪術に長けた八咫一族(後世に伝えられる「三種の神器」)により、完全復活のための力が臨界に達した瞬間に巫女の結束を崩すという奇襲を受け、クシナダの奪還を許してしまう。 こうして、クシナダの欠落により不完全な復活を脱することができなかったオロチは、三種の神器によって八傑集共々封じられることとなった。
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