15A型との差異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 01:12 UTC 版)
「ヴィシャーカパトナム級駆逐艦」の記事における「15A型との差異」の解説
コルカタ級と本級は船体設計は同一であるが、兵装を含む装備品が異なる。本級はコルカタ級と同一の船体および推進パッケージを採用している。ロシアの北部設計局は上部構造のサイズを縮小するために設計コンサルタントとして助言を行った。 コルカタ級の主砲は76mm速射砲であるのに対して、本級は127mm速射砲を装備する。AK-630CIWSは両艦級が装備する。 本級のソナーは船首に装備されており、艦橋のレイアウトも変更された。メインレーダーを中心とするマストのデザインも変更された。また本級は、核兵器・化学兵器・生物兵器に対して、乗組員により大きな保護を提供するため、本格的な艦内空調システムを備える予定である。本級は荒れた海上条件での搭載ヘリコプターの安全確保のため、レールレスヘリコプター移動システムを装備している。 本級はネットワーク化されており、艦艇データネットワーク(SDN)、自動電力管理システム、戦闘管理システムを装備する。作戦中、主要士官は必要な情報をSDNを通じて利用することが可能である。
※この「15A型との差異」の解説は、「ヴィシャーカパトナム級駆逐艦」の解説の一部です。
「15A型との差異」を含む「ヴィシャーカパトナム級駆逐艦」の記事については、「ヴィシャーカパトナム級駆逐艦」の概要を参照ください。
- 15A型との差異のページへのリンク