100さいの機関車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 16:28 UTC 版)
『100さいの機関車(汽車のえほん20) 』(ひゃくさいのきかんしゃ(きしゃのえほん20))(原題Very Old Engines)は、低学年の児童向け絵本シリーズ「汽車のえほん」の第20巻である。
著者 | ウィルバート・オードリー |
---|---|
絵 | ガンバー&ピーター・エドワーズ |
国 | イギリス |
言語 | 英語 |
ジャンル | 絵本 |
出版社 | エドモンド・ワード社(1965年 - 1968年) ケイ&ワード社(1968年 - 1998年) エグモント社(1998年 - ) |
出版日 | 1965年 |
前作 | 山にのぼる機関車 |
次作 | 大きな機関車たち |
概要
1965年にイギリスで発行されたウィルバート・オードリー牧師執筆による汽車のえほんシリーズの第20巻。4話の短編作品を収録した低学年の児童向け絵本。挿絵はガンバー&ピーター・エドワーズが担当。ポプラ社から1980年10月に日本語訳が出版されていたが、2004年頃絶版。2010年12月にミニ新装版が発売された。
収録作品
- 100年まえのスカーロイ(Crosspatch)
- あばれんぼうのスカーロイ(Bucking Bronco)
- どろくさいじだいおくれ(Stick-In-The-Mud)
- ダックと公爵(Duck and Dukes)
登場機関車
テレビシリーズの機関車紹介と重複する解説は省略、本巻の内容で特筆すべきものを紹介。
- メインキャラクター
- スカーロイ - 100年前に製造された時は車輪が4個で機関室の屋根が無い。当時は生意気で向こう見ずな性格だった。後に従輪と屋根を付ける改造が行われた。
- レニアス
- ピーター・サム
- サー・ハンデル
- ダンカン
- ラスティー
- ダック
- サブキャラクター
-
- タリスリン
- ドルゴッホ
- ニール - スカーロイの思い出話に登場する、今は無きソドー&メインランド鉄道の二号機関車。四角い車体で機関室の屋根が無い変わった形状で、ニールソン社製の小型機関車を参考にしたと思われる。なお、彼はスカーロイ鉄道の事を「ちんまり鉄道」と呼んでおり、後にちんまり鉄道と訳されるアールズデール鉄道との混乱の元になっている。この巻のみに登場。
外部リンク
- 100さいの機関車のページへのリンク