小さなふるい機関車とは? わかりやすく解説

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小さなふるい機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/21 07:39 UTC 版)

汽車のえほん14 小さなふるい機関車』(きしゃのえほん14 ちいさなふるいきかんしゃ)(原題The Little old Engine)は、低学年の児童向け絵本シリーズ「汽車のえほん」の第14巻である。

小さなふるい機関車
著者 ウィルバート・オードリー
ジョン・ケニー
イギリス
言語 英語
ジャンル 絵本
出版社 エドモンド・ワード社(1959年 - 1968年
ケイ&ワード社(1968年 - 1998年
エグモント社(1998年 - )
出版日 1959年
前作 ダックとディーゼル機関車
次作 ふたごの機関車

概要

1959年イギリスで発行されたウィルバート・オードリー牧師執筆による汽車のえほんシリーズの第14巻。4話の短編作品を収録。挿絵はジョン・ケニーが担当。ポプラ社から1974年11月に日本語訳が出版されていたが、2004年頃一旦絶版。2005年に新装改訂版が出版された。2010年にミニ新装版が発売された。

成立の過程と作品背景

1945年から、ほぼ毎年に1巻ずつ続巻してきた本シリーズの第14巻。スカーロイ鉄道の機関車を描いた内容となっている。

収録作品

  • ピーター・サムとラスティー (Trucks!)
  • かえってきたスカーロイ (Home at Last)
  • ダンカンのロックンロール (Rock 'n' Roll)
  • 小さなふるいふたごの機関車 (Little Old Twins)

登場機関車

テレビシリーズの機関車紹介と重複する解説は省略、本巻の内容で特筆すべきものを紹介。

メインキャラクター
  • ゴードン
  • ヘンリー
  • ジェームス
  • スカーロイ:修理から帰ってくる。また、『小さなふるいふたごの機関車』にてモデル機関車のタリスリンを紹介したときのみ、一人称が普段の「僕」から「私」に変わっている。
  • サー・ハンデル:無骨さを強調して描いたダルビーと比べると、かなりスマートになっている。
  • ピーター・サム
サブキャラクター
  • ダンカン:初登場。タリスリン鉄道の「ダグラス」がモデル。ちょうど1959年はロックンロールの最盛期であった。
  • ラスティー:初登場。同鉄道の「ミッドランダー」がモデル。名前はメーカーのラストン&ホーンズビー社(Ruston&Hornsby)と、錆び付いている(Rusty) 、男子名ラッセル(Russell)の愛称形ラスティー(Rusty)と、三つの意味が掛けられている。
  • スカーロイ鉄道の客車:無蓋客車のエイダ、ジェーン、メイブル、車掌車のコーラ、ボギー車のガートルード、ミリセントが初登場する。
  • タリスリン:最終ページに登場。

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