10枚の絵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/22 16:33 UTC 版)
「展覧会の絵 (ゲームブック)」の記事における「10枚の絵」の解説
原曲にのっとり、本書は10枚の絵をモチーフにした章で構成されている。また、「プロムナード」と呼ばれる間章の存在も原曲にならったものである。 侏儒 - 地の精主人公は洞窟の迷路をさまよう。その途中で出会った侏儒の使いの女から「真の楽師の琴」を、そして侏儒その人からは金・銀・銅の3色の弦のうちいずれかを授かる。 古城とある城の出口のない部屋に迷い込んだ主人公。そこへ風の精が現れ、この地を支配する砂の王を倒してほしいと依頼する。 テュイルリーの庭噴水のある公園では子供たちが遊んでいる。近くのレンガ色の建物は美術館だ。しかし展示品の中にはキエフの門の印を持つ絵は見当たらない。 ヴィドロ - 牛の群れ夕暮れの牧場で牛が草を食んでいる。しかし牧童たちはなぜかよそよそしく、まともに相手をしてくれない。どうやら何かを警戒しているようだ。 卵の殻をつけた雛の踊り主人公は1羽の鳥となる。身も心も鳥そのものであり、琴や絵のことは覚えていない。雛鳥としてすくすくと育った彼は、やがて巣立ちのときを迎える。 サミュエル・ゴールデンベルグとシュミイレ森の南にある街には、サミュエルという金持ちが住んでいた。弟のシュミイレとは仲たがいして何年も会っていないという。 リモージュの市場再び訪れた旅の出発点。しかしそこはすでに廃墟と化していた。 地下墓地(カタコウム)多くの骸骨が葬られた地下の迷路。そして、その設計者もまたここで眠りについていた。 バーバ・ヤーガと鶏の足の上の小屋あたりは霧に包まれているが、行くべき道は見える。3つの関門を越えた先、「鶏の足の上の小屋」で魔女が待つ。 キエフの大門旅の終わり。ついに主人公は自分のことを思い出す。そして、ある大切な人との別れのときが……。
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