日立紅寒とは? わかりやすく解説

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日立紅寒【ヒタチベニカン】(観賞樹)

登録番号 第14507号
登録年月日 2006年 8月 22日
農林水産植物の種類 さくら
登録品種の名称及びその読み 日立紅寒
 よみ:ヒタチベニカン
品種登録の有効期限 30 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 日立市
品種登録者の住所 茨城県日立市助川町1丁目1番地1号
登録品種の育成をした者の氏名 玉置伸一
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、植栽されていたさくらの変異株から育成されたものであり、花は一重咲淡紫ピンク色の中輪で庭園及び鉢物向きの品種である。樹形は傘状、樹高亜高木性である。樹幹の色は紫褐色皮目は多、太さは中、色は灰褐色分枝性は中である。全体の形は倒卵状楕円形先端の形は尾形尖形基部の形は鈍形、葉縁鋸歯)の状態は浅、鋸歯の形は単鋸歯先端鋭形長さ及び幅は中、厚さは厚、蜜腺有無は有、位置葉柄上部である。花序の形は散形状花数は中である。つぼみの色は鮮紫ピンクJHS カラーチャート9504)、花の向き横向き、形は一重咲開き方は平開形、大きさは中輪、花の色淡紫ピンク(同9502)、花弁全体の形は円形花弁先端切れ込みは中、基部の形は突出形、脈の色は目立つ、数は約5である。雌ずい雄ずい長さの比は同、雄ずいの数は中、がく筒の形は鐘形、毛は無、がく裂片の形は長卵状三角形花柄長さ短である。花の香りは殆ど無、通常開花期はかなり早で、育成地(茨城県日立市)では1月下旬2月上旬である。「カンザクラ」と比較して、花が大きいこと、花の色淡紫ピンクであること等で、「オオカンザクラ」と比較して花の色淡紫ピンクであること、小花柄の色が淡緑紅であること等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は、平成10年茨城県日立市内に植栽されていたさくらの変異株発見以後出願者のほ場日立市)において、増殖行いながら特性の調査継続し11年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである。なお、出願時の名称は「日立紅寒桜であった





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