日清伊那ホワイト1号【ニッシンイナホワイト1ゴウ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10257号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | きんぎょそう | |
登録品種の名称及びその読み | 日清伊那ホワイト1号 よみ:ニッシンイナホワイト1ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 谷口武司 | |
品種登録者の住所 | 長野県伊那市大字美篶6730番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 谷口武司 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「バタフライホワイト」の4倍体個体に出願者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花は上唇弁、下唇弁先端部及び中央部が黄白色、底部が淡黄緑色の切花向きの品種である。草型はⅡ型、草丈はやや高である。茎の太さは極太、茎部の剛直性は強、色は穏黄緑(JHS カラーチャート3312)、毛の多少及び分枝性は少、節間長は長である。葉形はⅡ型、葉長はやや長、葉幅は広、緑色の程度は中、アントシアニンの有無及び斑入りの有無は無、葉の着生角度は下垂である。花穂の形は中、花穂長は極長、花間長は長、花形はペンステモン型、花の縦径及び横径はかなり長、花冠筒部の幅は中である。上唇弁、下唇弁先端部及び中央部の色は黄白(同3101)、底部の色は淡黄緑(同3102)、花冠筒部の色は黄白(同3101)である。上唇弁及び下唇弁の形は広、花弁数は一重、花柄の長さ及び太さは中、色は無、1花穂当たり花らい数は多、開花の早晩はかなり晩である。「バタフライホワイト」と比較して、茎が太いこと、花穂長が長いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者の温室(大阪府河内長野市)において、「バタフライホワイト」にコルヒチン処理を行って得られた4倍体個体に出願者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「スナッピーホワイト1号」であった。 |
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