すずさやか【スズサヤカ】(食用作物)
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登録番号 | 第14042号 |
登録年月日 | 2006年 3月 20日 | |
農林水産植物の種類 | 大豆 | |
登録品種の名称及びその読み | すずさやか よみ:スズサヤカ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 島田信二、高田吉丈、境哲文、河野雄飛、島田尚典、高橋浩司、足立大山、田渕公清、菊池彰夫、湯本節三、村田吉平、酒井真次、喜多村啓介、石本政男、異儀田和典、中澤芳則、羽鹿牧太 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「スズユタカ」に全リポキシゲナーゼが欠失した出願者所有の育成系統を交配して育成された固定品種であり、育成地(秋田県大仙市)における成熟期は中の晩、粒は中、種皮色が黄白で全リポキシゲナーゼが欠失した豆乳及び豆腐加工向きの品種である。伸育型は有限、分枝数はやや少、胚軸の色は紫、主茎長、主茎節数及び最下着莢節位高は中である。小葉の形は円葉、数は3枚葉、花色は紫である。熟莢の色は暗褐、裂莢の難易及び毛茸の多少は中、色は白である。種皮の単色・複色の別は単色、地色は黄白、粒の子葉色は黄、粒形は扁球、臍の色は黄、粒の大小は中、子実の品質は中の上である。開花期及び成熟期は中の晩、生態型は中間型、粗蛋白及び粗脂肪含有率は中である。倒伏抵抗性は中、リポキシゲナーゼアイソザイムの有無は全欠である。「スズユタカ」と比較して、リポキシゲナーゼアイソザイムの有無が全欠であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に農林水産省農業研究センター(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、茨城県つくば市)において、「スズユタカ」に全リポキシゲナーゼが欠失した出願者所有の育成系統を交配し、6年に農林水産省東北農業試験場(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、秋田県大仙市)において雑種第4代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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