庄善の雪【ショウゼンノユキ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10917号 |
登録年月日 | 2002年 12月 16日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 庄善の雪 よみ:ショウゼンノユキ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 岩田義朗 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「伊吹神風」に「岩の雪山」を交配して育成されたものであり、花は黄白色のかなり大輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さは太、色は緑、強さは強、中空の程度は無、側らいの発生程度は無、節間長は短である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比は中、葉柄の長さは短、一次欠刻はやや深、表面の色は濃、裏面の色は中、毛じの多少は多、光沢度は強、厚さはやや厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはかなり大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多である。管状花部の直径は極小、管状花数はやや多、分布は集中、長さはやや大である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さはかなり大、幅は広、外花弁の表面の色は黄白(JHS カラーチャート2902)、裏面の色は黄白(同2701)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は下向き、花の中心部の色は外弁と異なり淡黄色、花盤の色は黄緑、花たくの形は中央部の凹んだドーム状、大きさ及び総苞の大きさは中、花首の太さはやや太、長さは極長、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性はやや早である。「岩の雪山」と比較して、舌状花の重ねが5裂以上で露心しないこと、外花弁が下向きであること等で、「秀芳の力」と比較して、管状花数が多いこと、外花弁が下向きであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に育成者の温室(愛知県稲沢市)において、「伊吹神風」に「岩の雪山」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 庄善の雪のページへのリンク