ｻｸﾗｼﾞﾏ

品種登録データベース

桜島【ｻｸﾗｼﾞﾏ】（草花類）

※登録写真はありません	登録番号	第5812号
	登録年月日	1997年 11月 14日
	農林水産植物の種類	ダイアンサス
	登録品種の名称及びその読み	桜島 　よみ：ｻｸﾗｼﾞﾏ
	品種登録の有効期限	15 年
	育成者権の消滅日	1999年 11月 15日
	品種登録者の名称	株式会社ミヨシ
	品種登録者の住所	東京都世田谷区八幡山２丁目１番８号
登録品種の育成をした者の氏名	筧三男 竹内明美
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は，品種名不詳の赤色半八重咲き矮性品種に品種名不詳のトコナツ系品種を交配して選抜，育成されたものであり，花色は明赤紫の地色に濃赤紫の蛇の目模様が入る一重の花壇及び鉢物向きのやや小輪花である。 　草姿は直立性，開花時草丈は10.0～19.9cmである。茎の太さは2.0～2.9mm，色（草丈の1/2の所）は緑～濃緑，最長節間長は4.0～4.9cm，節数は8.0～9.9節である。最大葉長は40～59mm，幅は6.0～8.9mm，先端の形は鈍円形，色は濃緑，ワックス発現程度は無，光沢は低である。花房の形は側生花有，一茎当り開花数は5.0～9.9，花の重ねは一重，花形は円形，直径は3.0～3.9cm，花弁数は5.0～5.9枚，花弁の長さは25.0～29.9mm，幅は15.0～19.9mm，先端の鋸歯の形は浅，波状程度は低，重なりの程度は重なる，表面の色は明赤紫（JHS カラーチャート9506）の地色に濃赤紫（同9509）の蛇の目模様が入る。がく筒の長さは15.0～19.9mm，太さは5.0～6.9mm，色は緑＋赤紫，苞葉の形は３型，数は４枚である。花の香りは低，開花期の早晩性は早，開花習性は四季咲きである。 トコナツ系と比較して，最長節間長が長いこと，葉の先端の形が鈍円形であること，花弁の表面の色が明赤紫の地色に濃赤紫の蛇の目模様が入ること，苞葉の形が３型であること等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は，平成３年に出願者のほ場（広島県東広島市）において，購入した品種名不詳の赤色半八重咲き矮性品種に品種名不詳のトコナツ系品種を交配し，得られた実生から選抜し，以後，増殖を行いながら特性調査を継続し，５年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。