越の雫【コシノシズク】(食用作物)
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登録番号 | 第11361号 |
登録年月日 | 2003年 8月 19日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 越の雫 よみ:コシノシズク |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | テラル越前農業協同組合、川端紋三郎、長谷川秀雄、宮本敬一、北山篤、富田一、南部庄栄、飯田敬一、本村時雄、石蔵辰男、松村進、松田健一 | |
品種登録者の住所 | 福井県大野市中挾1丁目1301番地、福井県大野市牛ヶ原7-22、福井県大野市矢9-45、福井県大野市矢9-4、福井県大野市尾永見28-22、福井県大野市下丁17-33、福井県大野市中丁8-23、福井県大野市上丁21-68、福井県大野市富嶋12-7、福井県大野市富嶋22-21、福井県大野市富嶋22-9、福井県大野市富嶋21-17 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 木瀬護夫、木原英雄、高津豊博、廣田憲徳、川端紋三郎、長谷川秀雄、宮本敬一、北山篤、富田一、南部庄栄、飯田敬一、本村時雄、石蔵辰男、松村進、松田健一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「兵庫北錦」に「美山錦」を交配して育成された固定品種であり、育成地(福井県大野市)における成熟期は早生の晩、精玄米千粒重が大、耐倒伏性がやや強の醸造向きの水稲、粳種である。草型は穂重、稈長はやや長、細太は太、剛柔はやや剛、葉身毛茸の有無と多少は中、止葉の直立の程度はやや立、葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや長、穂数はやや少、粒着密度及び穂軸の抽出度は中、穂型は紡垂状、穎毛の有無と多少は中、穎色は黄、ふ先色は黄白-黄である。芒の有無と多少は極少、芒長はやや短、芒色は黄白-黄である。玄米の形は中、大小は大、精玄米千粒重は大、玄米の見かけの品質は中の上、光沢は中、香りは無、心白の多少は甚、大小は中である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は早生の晩、穂揃日数は中、穂発芽性は難、耐倒伏性はやや強、脱粒性は難、収量はやや多である。穂いもちほ場抵抗性は中、葉いもちほ場抵抗性はやや強である。「五百万石」と比較して、成熟期が晩いこと、耐倒伏性が強いこと等で、「美山錦」と比較して、稈が短いこと、精玄米千粒重が大きいこと、心白が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に出願者のほ場(福井県大野市)において、「兵庫北錦」に「美山錦」を交配し、平成2年に雑種第2代で個体選抜を行い、以後、系統育種法により固定を図りながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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