秋田プチゴールド【アキタプチゴールド】(草花類)
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登録番号 | 第13259号 |
登録年月日 | 2005年 6月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | 秋田プチゴールド よみ:アキタプチゴールド |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 秋田県 | |
品種登録者の住所 | 秋田県秋田市山王四丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 浅利幸男、大屋俊英 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「コネチカットキング」に「メントン」を交配して育成されたものであり、花はやや小輪の鮮橙黄色で中肋部が鮮黄橙色のスカシユリ型のやくが退化した切花向きの品種である。草丈は75~99㎝、茎の直径は5.0~9.9㎜、上部及び中部の色は淡緑、下部の色は淡褐、毛じは無、節間長は茎の中央部は5~9㎜、止葉下は40~59㎜である。葉序は3/8、葉の全体の形は長楕円形、ねじれは無、葉幅は10~19㎜、葉長は9~11㎝、葉の光沢は有、葉数はかなり多、葉の着生角度は60~89゜である。つぼみの形はⅣ型、花の向きは60~89゜、花房の形状は総状花序、全体の形はスカシユリ型である。花径は90~119㎜、内花被の幅は20~29㎜、長さは6~8㎝、外花被の幅は20~29㎜、長さは6~8㎝である。花色は花弁の基部は浅緑黄(JHS カラーチャート2904)、地色は鮮橙黄(同2205)、中肋部は鮮黄橙(同1906)、縁部は鮮橙黄(同2205)、裏面は明黄(同2505)である。内花被及び外花被1枚の斑点の数は1~9、つぼみの色は明緑黄(同2705)、内花被の形はⅦ型、外花被の形はⅣ型、内花被の先端の形状はⅢ型、反転の程度はⅦ型、外花被の先端の形状はⅥ型、反転の程度はⅦ型、花被のねじれは1/8未満、花被上の乳状突起は無である。花糸の色は白、第一花梗の長さは30~59㎜、花梗の太さは中、色は緑、花梗への葉の着生は有、第一花梗の向きは60~89゜、一花茎の花数はやや多、花の香りは無、開花期はやや晩である。「コネチカットキング」及び「モナ」と比較して、花径が小さいこと、花弁の地色が鮮橙黄であること、内花被に斑点が有ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に秋田県生物資源総合開発利用センター(南秋田郡大潟村、現秋田県農業試験場)において、「コネチカットキング」に「メントン」を花柱切断受粉法により交配し、胚培養を行い、その中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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