TMカリー【TMカリー】(草花類)
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登録番号 | 第13674号 |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | TMカリー よみ:TMカリー |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 2月 27日 | |
品種登録者の名称 | 沖縄県花卉園芸農業協同組合 | |
品種登録者の住所 | 沖縄県浦添市伊奈武瀬1丁目10番地1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 外間操、園田茂行 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「金秀」に「黄しあわせ」を交配して育成されたものであり、花は鮮黄色の小輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや低である。茎の太さは細、色は緑、強さは中、中空の程度は無、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は多、節間長はやや短である。葉身長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さは短、一次欠刻はやや深、表面の色は濃、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さはやや薄、硬さは硬、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円筒形、花の大きさは小、厚みはかなり低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数は極少、管状花部の直径はかなり小、管状花数は中、分布は集中、長さは小である。花弁の形は平弁、先端の形は尖る、花弁の長さはかなり小、幅はかなり狭、外花弁の表面の色は鮮黄(JHS カラーチャート2507)、裏面の色は明黄(同2506)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花盤の色は緑、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさは極小、総ほうの大きさはかなり小、花首の太さはかなり細、長さはやや短、生態分類型は秋ギク、到花週数は10~11週である。「秀園」と比較して、花弁先端が尖ること、外花弁の表面の色が鮮黄であること等で、「レミダス」と比較して、たく葉の形が深裂しないこと、花が小さいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者の温室(沖縄県名護市)において、「金秀」に「黄しあわせ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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